就職・転職の面接対策/ビジネスマナー
目次
【転職の面接対策/ビジネスマナー】よくある質問は「自己紹介」「長所・短所」「志望動機」「退職理由」 就職・転職面接時によく聞かれる質問 「自己紹介」 よくある質問:面接マナーで起きやすいトラブルはなんですか?【転職の面接対策/ビジネスマナー】よくある質問は「自己紹介」「長所・短所」「志望動機」「退職理由」
転職・就職の面接では面接会場に到着してから会社を去るまで、一連のビジネスマナーができているか見られます。
まず、会場にはゆとりを持って行きましょう。電車の遅延や忘れ物をしたときにも対応ができますし、スムーズに到着できれば面接前の話す内容を最終確認できます。遅くても5分前には到着することを心がけましょう。
しかし、到着が早すぎでもマナー違反になってしまうので、約束の時間になったら受付に申し出ましょう。
入口では上着を脱ぎ、ほこりが社内に落ちないように内側を外側にしてまとめます。このタイミングで携帯電話の電源は切っておきます。
外の風で髪が乱れているかもしれないので、お手洗いで身だしなみのチェックするのを忘れずに。
スーツやワイシャツのボタンはしっかりととめ、男性はネクタイを上まで上げます。
女性も髪の毛が前髪にかかっていないかチェックをしましょう。入室時にはドアをノックして、「どうぞ」と言われたら「失礼いたします」と言って入室します。
ドアは静かに閉めることが大切です。
面接官に「どうぞ」と言われてから着席をします。
面接中は背筋を伸ばして手は軽く両ひざに乗せておきましょう。
退室時は一礼してから退室をします。会社を出るまでは気を抜かないことが大切です。
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就職・転職面接時によく聞かれる質問 「自己紹介」
面接でまず初めに聞かれる「自己紹介」ですが、企業側はこのとき、応募者がどんな人柄、経歴、説明力を持っているかを見ますが、ここでは挨拶のようなイメージを持っておくとよいでしょう。最初から硬くなってしまってはせっかくの第一印象がもったいないので、自然体で受け答えをします。自己紹介は名前、経歴、現在(前職)の職務内容、「本日はよろしくお願いいたします」の結びの言葉で簡潔にまとめます。このとき、場合によっては「経歴を交えて自己PRをしてください」とお願いされることもあります。そのときは自己紹介で言う予定の経歴と、自己PRを軽めにしましょう。自己紹介の長さはだいたい1分以内に収めるのが理想です。最初の挨拶のようなものなので、あまり長く話さず、以下のように要点のみを簡潔にまとめましょう。
「○○と申します。本日は面接の機会をいただきありがとうございます。私は○○大学国際社会学部を卒業後、境界を越えて人と人を繋ぐ仕事をしたいと考え、○○商社で営業職を務めていました。現在は個人のお客様に絹製品の交渉を行っています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
就職・転職面接時によく聞かれる質問「職務経歴」
転職の面接時には「今までの職歴や経歴について教えてください」とよく聞かれます。このとき面接官は、応募者がどのような経験を積んできたのかを知りたがっています。まだこの時点では、なんとなくこんなことをしていた人だという印象しかありません。ここから自分がどんな仕事をしてきたのかについて話しましょう。一種のアピールタイムでもあります。内容・規模・立場・役割・経験・成果のあたりが言えるとよいですが、全部を盛り込もうとするとまとまりがなくなるので、これまで経験したことを時系列にまとめながらも、アピールしたいキーワードや例を出し、簡潔に述べるのが答え方のポイントです。あらすじを話して、面接官が質問をしてきた部分を会話の中でさらに広げていくと、コミュニケーションもとれて、緊張もほぐれてくるのでよいでしょう。
転職面接時によく聞かれる質問 「転職理由」
面接官から「なぜ転職をしようと思ったのですか?」と質問があったとき、面接官は主に応募者が自分の会社で本当に活躍できるのか、すぐに辞めてしまわないか、転職理由となっている部分を改善しようと試みたかを見ています。ですので、退職理由を答えるときには少し注意が必要です。ネガティブな理由をそのまま述べてしまうと、面接官からの評価は落ちてしまうこともあります。しかし嘘をつくのはよくありません。ポイントは退職理由を前向きに考え、キャリアプランと一貫性を持たせることです。例えば「残業が辛かった」のであれば「仕事を効率よく進めたい」という解釈ができます。キャリアプランが「新しいことに挑戦し続けてマルチに対応できる人材になりたい」であれば、そのために仕事を効率よく進めたいという理由は矛盾していません。このように一貫性を持たせることで、相手に納得してもらいやすくなります。
転職面接時によく聞かれる質問 「志望動機」
転職の面接時に聞かれる「志望動機」、は面接の中でも重要なパートに入ってきます。「どうして当社を志望したのですか?」と聞いているときの面接官は、応募者の適性を見極めているのです。数多くある会社のなかで、なぜここを選んだのか、当社の人物像にはあっているのか、入社後にはどう活躍してもらえそうか、意欲はあるかなどを総合的に判断していきます。志望動機を答えるときには、転職理由と一貫性を持たせる、なぜその企業を選んだのかを伝える、自分の何のスキルや経験が会社で活かせるか、入社後に実現したいこと、あたりを伝えられるとよいでしょう。「自分がどうなりたいか」と「社会にどう貢献したいか」の2つの軸を持つことがポイントです。自分のスキルと相手の求めている部分が重なり合ったところを志望理由として書けると、面接官からもよい評価をもらえる可能性が高いです。
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転職面接時によく聞かれる質問 「自己PR」
面接で聞かれることの多い自己PRでは、企業側は応募者の人物像と求めている人物像のすり合わせをします。つまり、自己PRのネタをたくさん持っていたとしても、応募先の求める人物像に合致しない場合は採用に至らないケースがあるのです。自己PRでは自分のアピールポイントを伝えますが、「応募先の人物像に有益となる人材か」という点は事前に考えておく必要があります。企業のパンフレットやホームページなどには、求める人材について書かれていることがあるので、相手がどんな人材を欲しがっているのかは事前にチェックをしておきましょう。そしてアピールポイントを面接官に響かせたい場合は、具体的なエピソードを述べるのが有力です。ポイントは主観や感情ではなく客観的な数字や評価を持ち出すことです。自分がどう頑張った結果、客観的にどんな成果が出たのかをまとめましょう。
よくある質問
- 面接マナーで起きやすいトラブルはなんですか?
- 面接で起こりやすいトラブルは遅刻や連絡忘れ、持ち物を忘れてしまったなどがあります。遅刻をしそうなときは、早めに会社に連絡を入れることが先決です。お詫びをしてから理由と到着予定時間を伝えましょう。持ち物を忘れてしまった場合は、一旦面接会場に時間通りに入るほうを優先しましょう。そこで直接会ってお詫びをしたほうが誠実さは伝えやすいです。面接後には自分で再度提出することも伝えます。しかし、これらのことは事前に余裕を持って準備をしておくことで防げますから、準備は抜かりなく行いましょう。
- 上記の他によく聞かれる質問はありますか?
- 上記の他に聞かれることとして、「キャリアプランに関する質問」や「条件面に関する質問」があります。キャリアプランに関する質問が来たときは、転職理由や志望動機と同じく一貫性を持たせて答えることで面接官からの好感度はさらにアップします。漠然とではなく具体的に何年後にどうしたい、なぜそうしたいのかを答えられるようにしておきましょう。条件面に関する質問は、年収や勤務地、残業などに関することが多いです。嘘をつくことはできないので、正直に答えるのがベストですが例えば「残業が多い」と言われたら、それはどのくらいなのかを聞いてから答えたほうがミスマッチを防げます。クリアにできるところは解決していきましょう。
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転職面接時に準備しておきたい質問「長所・短所はなんですか?」
面接時に「あなたの長所と短所を教えてください」とよく聞かれることがあります。このとき、面接官は応募者が自分の強みと課題を、客観的に考えて答えられるかを判断しています。きちんと答えられる人に対しては、自分で考えて行動できる人と見られることが多いです。ここでも長所が応募先の求める人物像に近いものであるとミスマッチが起こりにくく、面接官としても安心なのです。長所も短所も「私の長所(短所)は○○です」から始めましょう。なぜなら~だからという理由は後でつけるのがポイントです。そしてエピソードを交えると主観ではなく客観的であることが伝わるので、信頼性が増します。長所も短所も、多いとまとまらなくなるので1つか2つまでにしておきます。短所は、言い換えれば強みにもなる内容を答えましょう。「ひとつのことに集中して周りが見えなくなる」は「集中力が人一倍高い」ことの現れです。どう考えても長所にならないのであればそれは弱点ですのでほかの内容を検討しましょう。
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転職面接時に準備しておきたい質問「逆質問」
面接の最後のほうで、「逆に何か聞いておきたいことはありますか?」と聞いているとき、面接官は応募者の意欲を見ています。もし本当に入社したい気持ちがあるなら、もっと会社について聞いてくるだろうと予測するからです。
つまり、ここまで順調に面接が進んでいても最後の質問で「ないです」と答えてしまっては、今までの苦労が水の泡になってしまう可能性があるのです。逆質問をするときは、意欲が見せられる内容にしましょう。「御社で活躍したいと考えているのですが、私と同世代で入った方で役職についている方はいますか」など、キャリアプランに繋げてもよいです。逆に事前に調べれば分かること、すでに話されたこと、面接官でも答えにくい質問などはNGです。印象よく終わるためにも、最後まで気を抜かずに準備をしておきましょう。
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